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成果を上げるチームビルディング

株式会社 オールフォーアース 代表取締役 吉田 忍

第2回誰がチームを引っ張るのか?

第1回では、相乗コウカという切り口で、成果を上げる理想のチーム像について考えてきました。みなさんは、どのようなチーム像ができあがったでしょうか?
今回は、第2回として、その理想のチーム創りのために、誰がチームを引っ張るのか?ということについて考えてみたいと思います。

早速ですが、次の2つの質問に答えてみてください。

  • 1.今まで皆さんが、所属してきた組織・チームでは、誰がチームを引っ張っていたでしょうか?チームのリーダーですか?それとものメンバーですか?
  • 2.その経験を考慮して、あなたが今所属する組織・チームで成果を出すためには、誰がチームを引っ張るのがよいと思いますか?

この問いを考えるヒントとして、リーダーとリーダーシップの違いという点に着目してみましょう。

リーダーとリーダーシップの違い

チームビルディングにおいては、リーダーやリーダーシップという言葉はいろんな場面で聞かれると思います。
みなさんは、そもそもリーダーとリーダーシップの違いをどのように捉えていますでしょうか。様々な定義はあると思いますが、リーダーとは、役割や肩書き。リーダーシップは、その人がやりたいことを実現するために、楽しくメンバーを巻き込む力。という意味で私は捉えています。
つまり、リーダーシップはリーダーだけが持っている特殊な能力ではなく、チームの誰もがリーダーシップを持っているものだ。ということがポイントです。実際に、成果を上げるチームは、メンバーそれぞれが、リーダーシップを発揮することで相乗効果を生み出します。はじめは、一人のリーダーシップからチームづくりが始まったとしても、メンバーに伝え、徐々に参画し、最終的に全員がそれぞれの役割を認識し、役割の中でリーダーシップを発揮している状態が最も強いチームをつくります。

そのように考えると、誰がチームを引っ張っているのか?という問いには、成果を上げるチームであれば、『メンバー全員』が引っ張っているとういことになります。実際には、一人ひとりが自分の役割を認識し、打ち合わせや、日頃のコミュニケーションの中で、リーダーシップを発揮しています。
つまり、理想のチーム創りのためには、メンバーの一人である『あなた』も、リーダーシップを発揮し、チームを創っているということになります。
むしろ、あなたのリーダーシップが理想のチーム創りには欠かせないのです。

あなたは、チームの中で、どのような役割を感じていますか?
その役割を果たすために、誰にどのようなリーダーシップを発揮したいと思いますか?
ぜひ次回までに考えてみてください。

プロフィール

株式会社 オールフォーアース 代表取締役
吉田 忍
[所属・役職]
株式会社 オールフォーアース 代表取締役
NPO法人 いきはぐ 教育カウンセラー
[略歴]
ハウスメーカーの海外生産統括マネージャー、コーチングファームのビジネスコーチを経て現職 組織風土改革、業績向上のための人材育成プログラムを主たる業とするほか、学校教育、家庭教育向けのセミナー・講演活動を多数行っている。
[URL]
株式会社 オールフォーアース
NPO法人 いきはぐ

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