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税理士から見た成功する社長とそうでない社長

土谷税理士事務所 代表 税理士・登録政治資金監査人
土谷 正剛

第2回成功する社長は新しいもの好き?

1.伝統vs革新

多くの経営者の方にお会いしていると新しいものを常に探求し取り込んでいる社長と古いものに固執し続けなかなか刷新ができない社長がいます。伝統や古き良き習慣は大切なことですし残していかなければならないことも多いとは思いますが、それらにあまり固執しすぎるのもよくありません。

成功している社長は伝統を大切にしつつも常に新しいものに興味を持ちビジネスに活かせるものは上手く活用しています。

2.新しいものの活用法

それでは成功している社長がどのように新しいものを活用しているのでしょうか。一言で「新しいもの」と言っても多岐にわたるので今回はITツールの活用例を紹介しましょう。

ITの中でも最近多くの方が利用されているのがソーシャル・ネットワーク・サービス、いわゆるSNSやブログや便利アプリなどではないでしょうか。今や多くのサービスが存在し、どのサービスを利用すればいいかも分からないという方も多いのですが、成功している社長は人脈やインターネットの情報などを駆使して有用な情報を収集しています。

その収集した情報を基に自社のマーケティングや業務効率化など必要なツールを必要な業務に対して利用しているのです。

ただし、その活用方法については注意が必要です。使い方を誤ると「時間の無駄遣い」で終わってしまうことがあるからです。

例えばFacebookにはFacebookの活用法、TwitterにはTwitterの活用法がありそれぞれのビジネスでの活用法は異なります。それぞれで同じ情報を発信した場合、一方で効果があったとしてももう一方の効果はないということも多々あります。それぞれのツールの特性を理解し見極めた上で利用していきましょう。

3.革新を恐れない

多くの人は安定を求めたがる傾向にあるのですが、会社を経営していく上では革新をしていかなければ先には進めません。革新、つまり「新しいもの」に対して苦手意識を持っていたり食わず嫌いでは現状を打破する事はできないのです。

団塊の世代やさらに年齢が上の方は「パソコンやスマホは苦手」という方も多いのですが、成功している社長は年齢に限らずこういった分野にも比較的精通している方が多いように思います。成功している社長は60代や70代の方でもこういった分野のツールを駆使してビジネスを行っています。

今回はITツールの活用を中心に書きましたが、ITに限らず様々な分野において新しいものを取り入れていく事が重要だと思いますので、是非チャレンジしてみてください。

プロフィール

土谷税理士事務所 代表 税理士・登録政治資金監査人
土谷 正剛
[所属・役職]
土谷税理士事務所 代表 税理士・登録政治資金監査人
経済産業大臣・金融担当大臣認定 経営革新等支援機関
経済産業省後援ドリームゲート 起業支援アドバイザー
[略歴]
2002年慶應義塾大学法学部を卒業後、税理士法人プライスウォータハウスクーパースを経て2010年より現職。税理士の枠を超えた企業が成長するための各種アドバイスには定評があり、特に起業支援を得意としている。また自らもベンチャー企業の経営を行っている。
[URL]
土谷税理士事務所

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