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中学生で起業した20代IT経営者が明かす
「初めてでも安心の中堅・中小企業「IT導入・運用」入門」

合資会社サクラシティ 代表 小島猛稔

第1回今話題のスマホでも「IT導入・運用」に繋がる理由

1. スマホがガラケーを抜いた!

MM総研の発表によると2014年9月の携帯電話契約数で、スマートフォンの契約率がガラケー(フィーチャーフォン)を初めて超えたそうです。個人としては、世の中ではスマホ、スマホと騒がれていたにも関わらず契約者数がガラケーを上回っていなかったことに驚きを感じました。しかし、逆に一般の方々にもスマホが受け入れられている時代が来たという事でもあると思います。

これは、中堅・中小企業の場合でも例外ではありません。業種を問わず様々な企業で、スマホを従業員に貸与し活用してもらおうという動きが活発化しています。しかし、まずは社長がスマホを所持していることも多く、この記事をお読みのあなたもスマホでお読みになっていたりするかもしれませんね。

2. スマホ導入から考えるIT導入・運用

一方、無くてはならない存在になったパソコン。一昔前までは、パソコン普及率が話題となっていた時代もありましたが、今ではビジネスを始める上では欠かせない存在となっていると思います。そんなパソコンと比較すると、あなたの企業では、スマホを具体的にどの様なことで活用しているでしょうか。あるいは、従業員にはどの様な目的でスマホを所持させているでしょうか。

地図をみたり、乗り換えを調べたり、ニュースを読んだり。色々な使い方が出来るスマホですから、それぞれに使いこなす形でスマホを活用しているのではないかと思います。しかし、実は「スマホを導入して活用してもらおう」という角度で「中堅・中小企業のIT導入・運用」を考えてみると、良いケースだと言えるのです。今回は、そんな角度からお話を展開してみましょう!

3. スマホ導入からみるあなたの会社の悩みを考えよう

「自社にスマホを導入して活用してもらおう」と考える背景には、あなたの会社が抱えている悩みがあるはずです。例えば、小島は3つほど悩みのケースを想定してみました。

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この様な悩みは、スマホ以外を使っても悩みを解決する方法はたくさんあります。しかし、スマホを導入するきっかけとしては十分だとも言える部分でもあります。また、実際には「スマホが流行っているみたいだから入れようと思う」という単純なきっかけから始まっても良いと思います。しかし、あなたの会社が抱える悩みを同時に棚卸しすることで、「自社にスマホを導入して活用する」ことを、より具体的な目的を持って導入しようと考えることが出来るようになります。

これはIT導入・運用しようと思った場合でもまったく同じことが言えます。まず一番初めに悩みを具体化して落とし込むことで、あなたの会社で抱えている悩みを洗い出し、見つめ直すということが出来るようになります。これは同時に、あなたの会社の、自信があるポイントと、ちょっと弱いポイントを判断できる手助けにもなります。実は、中堅・中小企業にとって、この「自信があるポイント」を加速させるためにIT導入・運用をすることがベストな選択肢でもあるのです。

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4. 「自信があるポイント」を加速させるIT導入・運用って?

ここでは、さらに一歩踏み込み、大切なお話をします。それは、スマホは使わなくては意味がないということです。つまり、ただ導入するだけでなく、全社的にも活用してもらうための動きをすることで、初めて「自社にスマホを導入して活用してもらおう」という目的を達成することが出来るようになるのです。では、全社的に使ってもらうためにはどの様なことをしていけば良いのでしょうか。それは「自信があるポイント」を明らかにして、それを加速するためのIT導入・運用を実施するという社内風土を作り上げていくことにあります。

先ほど「自社にスマホを導入して活用してもらおう」と考える背景で挙げた3つ悩みには、ある共通点が存在しています。それは、顧客とのコミュニケーションを円滑にすることで、ビジネスチャンスを逃さないという点です。これは、あなたの会社側で考えると「ちょっと弱いポイント」から考え出された悩みであると考えがちです。しかし、中堅・中小企業の場合、どんな企業でも同じような悩みは考えつつも、実際には実施していない現状があることが大半であることが多いのです。つまり、あなたの会社が率先してIT導入・運用に取り組んでしまえば、他社と比較して「自信があるポイント」として機会損失を減らすことが可能になり売上に貢献することも可能になるのです。これは従業員にとっても望ましいことでしょう。この「自信があるポイント」を明らかにし全社的に共有していくことで、IT導入・運用はより円滑に進むのではないでしょうか。

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今回、目的意識のベースを設定し、それを全社的に共有出来ている状態がいかに大切であるかお分かりいただけたと思います。この一連の流れを行えば、中堅・中小企業では、まず、IT導入・運用で失敗を恐れることは無くなるでしょう。今回は、スマホをあなたの会社で導入することを例にしましたが、意外にIT導入・運用に繋がる面も多いのではないのでしょうか。IT担当者で日々お悩みのあなたはもちろんのこと、IT導入・運用って大切な気がするけど、よく分からないという社長のあなたに。今回は「初めてでも安心の中堅・中小企業「IT導入・運用」入門」ということで進めていきたいと思います。次回もご期待ください。

プロフィール

合資会社サクラシティ 代表 小島猛稔
[所属・役職]
合資会社サクラシティ 代表
技術経営修士(MOT:Management of Technology)
[略歴]
1985年11月、東京都(北千住)生まれ。2010年芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科修士課程修了。父親の影響を受け幼い頃よりパソコンに夢中になる。とりわけインターネット黎明期だった時代にICQやBBS、チャットに触れたことで、インターネットがもつコミュニケーションの可能性に魅せられる。1998年、中学校入学と同時期にインターネットを使った現在でいうSOHOやノマドのような活動を開始。2003年、高校在学中に合資会社サクラシティ設立。代表に就任。以降、大学院修了まで学生起業家として活動。現在は「知りたいを満たす」を経営理念とした、インターネット黎明期よりインターネットを活用したビジネスで培ってきたIT経営戦略コンサルティングを実施。中堅・中小企業事業者の実情を理解し、大規模プロジェクトへの従事経験を経た独自メソッドで事業規模問わずITを本気で取り組む経営者より絶大な信頼を得ている。
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