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中堅・中小企業のためのIT“喝”用法

~クラウドで創出する競争優位~

協賛社講演2

クラウド事業者によるDRサービスの紹介


EMCジャパン
常務執行役員 ストラテジー・アライアンス統括本部長
徳末 哲一 氏
2020年、世界のデータは現在の40倍近くまで膨らむといわれる。現在、データ量は年率40%で増加しており、データ増加分のうち、非人間型データ、M to Mと呼ばれるセンサー系データ、車の走行中のデータ、ソーシャル型データが多くを占めている。

以前は商品が売れると販売情報だけを構造化データとして扱っていたが、今は従業員の接客評価や色の選別理由など従来拾えなかった情報をソーシャルデータで拾える。しかし、こうしたデータをうまく活用できているのはアマゾンや楽天など限られた企業だけだ。

現在、ビッグデータやクラウドを利用して注目を集めている企業がZynga。07年に創業し、フェイスブック上でソーシャルゲームを提供している。フェイスブック会員のうちゲームにアプローチしている、月間1億人に無料ゲームを提供。その5%のユーザーが月間1000円ほどの課金ユーザーとなっており、月間売り上げは50億円にもなる。

今後の課題は、各企業にあるメールデータや流通のPOS(販売時点情報管理)データなどをビジネスバリューの観点からどう生かせるか。システムコストはどんどん安くなっており、実験的に始めようと思えばビッグデータを使った先進的な活用が始められる状況にある。


ノックス
営業本部 営業第1部 担当部長
帆山 岳氏
バックアップとセキュリティーに特化したサービスを提供している弊社のクラウド事業へのDR(ディザスターリカバリー)サービスを紹介。

最近、バックアップの概念が変わってきた。データを取っておいて戻すことに加えて、災害対策のバックアップを遠隔地に保持するところまでが必須となり、DRサービスもここまで提供するようになっている。またDRサービスはクラウドサービスを受けることができるようになった。クラウド事業者は自社データセンターの設備を使いながら、最新のバックアップ技術を用いてDRサービスを月額制で提供している。

そこで、数社に導入されているDRサービスの事例を紹介。ワンビシアーカイブズ社のWANストレージライト。特長は対象となる基本ソフト(OS)の範囲が広いこと。広域ネットワーク(WAN)経由でデータを預かる機能と従来の陸送によるデータのリストア機能も生かしている。

インフォコム社のお手軽DRサービスは、データをリモートでバックアップし、例えば本社が被災すると、バックアップから遠隔地のクラウド環境を使って復旧できるサービスを提供している。

日本情報通信社のPower Cloud iは、IBMのPower iシリーズに特化し、豊富なサービスメニューが特長。アプリケーションとミドルウェア以外は日本情報通信社側のライセンスや設備(EDI Gateway Service含む)をサービス提供する。

三井情報社が提供するMKIクラウドの特長は、いくつかに分かれたクラウドサービスを同時に利用できること。用途に応じて選べるサービス。

これからのDRサービスは、買うだけでなくニーズに合わせて顧客側が選ぶ時代になっている。

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日本大学 通信教育部

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